500万下、
信濃川特別(1000万下)と2連勝中の
グロンディオーズ(牡3・美浦・
田村康仁)。モレイラ騎手を鞍上に迎え、条件馬ながら侮れない存在だ。管理する田村調教師のコメント。
「デビュー前から大事に育ててきました。レースに出走させて、休んで、出走させてというのを繰り返すたびごとに大人になってきました。前走の新潟からさほど時間がたってませんが、馬の感じがかなり変わってきました。
持って生まれた体幹や心肺機能などこれまでは才能だけで走っていましたが、馬格に見合うだけの筋肉がついてきましたし、腰がきちっと定まってきて走りに推進力も出てきました。先週でだいたい仕上がってはいましたが、今週(10/17)もしっかりと追いました、しびれるような動きで状態は良さそうです。
3000mの距離については、2400mを経験していますし、性格も穏やかで引っ掛からないので問題ないでしょうし、血統的にも問題がなくスタミナもありますからね。今回はモレイラ騎手が騎乗しますが、スーパースターですからね。良い馬だと言ってもらえるような競馬をしてほしいですし、そういってもらえると思っています」
(取材・文:佐々木祥恵)