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【スワンS】マイルCS前哨戦、好走の条件とは/JRAレース展望

  • 2018年10月24日(水) 06時00分
 マイルCSの前哨戦だが、スプリンターズSからの間隔も中3週と適当なので、スプリントを主戦場にする馬たちのためのレースという側面も持つ。各馬の適性も思惑もさまざまなので、なかなかすんなりとは決着しないレースになっている。

1.重賞実績がものを言う

 過去10年の勝ち馬のうち9頭には、それ以前に重賞を勝った実績があった。そのうちGIウィナーが2頭、GIIウィナーが4頭。唯一の例外である昨年のサングレーザーにも、2歳時にデイリー杯2歳Sで3着した実績があった。

2.中距離経験に注目

 昨年の勝ち馬サングレーザーは2歳時にはクラシック出走を目指してホープフルSにも出走していた。一昨年のサトノアラジンも同様で、東京スポーツ杯2歳S、ラジオNIKKEI杯2歳Sでは1番人気に支持された。2015年のアルビアーノは芝1800mのフラワーC勝ち馬で、2013年のコパノリチャード皐月賞で5番人気と穴人気した。ずっと短距離ばかり使われている馬よりも、若い頃には中距離の大舞台を使われていた馬のほうが優位に立っている。

3.GI好走馬の登竜門

 最近6年間の勝ち馬は、サングレーザーサトノアラジンアルビアーノミッキーアイルコパノリチャードグランプリボス。それぞれ、以降の短距離からマイルのGIで馬券圏内に入っている。GIでも好走できるような底力の裏付けがないと、ここを勝ち切ることは難しい。


 ロードクエスト新潟2歳Sを圧勝し、ホープフルSでも1番人気に支持された(2着)。古馬になってからはスランプに陥っていたが、ここへきて好位からの競馬を身につけ、前走の京成杯オータムHでは0.2秒差の4着。3歳時にはNHKマイルCで2着に入ったように、完全に復調すればGIでも期待できる存在だ。2歳時以来となるミルコ・デムーロ騎手とのコンビ復活もあって、結果を出したい一戦だろう。

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