新ひだか町静内吉野町1の静内エクリプスホテル(石川兼吾社長)は20日、新しい名馬の
コンセプトルームの提供を開始した。第4弾となる今回は、平成25年度
JRA年度代表馬で今年
JRA顕彰馬に選定された町内三石産の
ロードカナロアで、大型パネルや優勝レイ(首に掛ける飾り)が展示されているほか、部屋全体に勝負服カラーの装飾を施すなど凝った内容になっている。
同ホテルでは、馬産地日高をアピールしようと28年8月から7階の
スイートルーム(40平方メートル)の1室を改装して名馬の記念品を展示。
今回は9月までの予定で提供していた日高町産の
キタサンブラックの
コンセプトルームが好評で、期間を1年延長したため、別室を新たに改装して
ロードカナロアの
コンセプトルームを開設した。
来年9月30日までの期間限定で、馬主のロードホースクラブの協力を得て展示。青と白の勝負服をイメージしたベッドカバーや壁紙、絨毯、クッションカバーなどを特注した。
寝室には
香港スプリント(GI)2連覇を達成したときの特大写真を飾り、GI優勝記念として作成されたミニゼッケン、
JRA賞の記念品などが展示されており、ファン垂涎の内容になっている。
同ホテルによると、女性1人での利用も多いそうで「競馬ファンはもちろん、観光やビジネスで静内を訪れるお客様にご宿泊いただき、名馬の軌跡に浸っていただけたら」とPRしている。
コンセプトルームは1泊2万1000円(定員2人、朝食付)から。
日高報知新聞社