「
天皇賞(秋)・G1」(28日、東京)
昨年、ドバイの地で世界を驚かせた
ヴィブロス。その後、勝ち鞍こそないが、連覇を狙った
ドバイターフで2着。友道師いわく「距離が微妙に長かった」
宝塚記念でも4着に好走と、今もなお進化し続けている。
「成績を見ても、左回りのワンターンが一番いいと思う」。府中の二千は歓迎すべき舞台。3枠3番も望み通りだ。「ゲートが速いし、この枠を生かして前の方へ」。積極策のプランを描き、1年7カ月ぶりのVを狙う。
26日は栗東坂路を軽く駆け上がり、翌日の輸送に備えた。トレーナーは「この夏も背が伸びて帰ってきた。(全姉の)
ヴィルシーナもそうだったけど、成長力のある血統」と感心する。きょうだいでG1・5勝を挙げ、大舞台に強い“大魔神”血統。紅一点の5歳牝馬が大仕事をやってのける。
提供:デイリースポーツ