2018年
天皇賞・秋(GI・東京芝2000m/天気:晴/馬場:良/12頭立て)
5番
スワーヴリチャードがスタートで遅れた上、6番
マカヒキに寄られ最後方からの競馬に。場内がどよめく中、3番
ヴィブロス、10番
キセキ、7番
アルアインらが先行して2コーナーに入る。
2コーナーを回って、ハナに立ったのは
キセキ。1馬身半差で
ヴィブロスと
アルアインが並び、2馬身開いて1番
ステファノス、さらに2馬身差で11番
ミッキーロケットが続く。2馬身開いて4番
レイデオロ、さらに3馬身離れたところに9番
サングレーザーがいる。
4馬身開いて2番
ブラックムーン、1馬身差で12番
サクラアンプルール、直後に
スワーヴリチャード、その外に
マカヒキが続き、さらに3馬身離れた最後方が13番
アクションスターとなった。前半1000mの通過タイムは59.4秒。3コーナーに入り、
レイデオロが徐々に進出を開始。
スワーヴリチャードは後方2番手のまま最後の直線を迎える。
直線に入って、残り400m地点で
キセキのリードは2馬身。
アルアインと
ヴィブロスは
キセキとの差をなかなか詰められず、替わって外から
レイデオロが上がってきた。そのさらに外から
サングレーザーも脚を伸ばしてきている。
スワーヴリチャード、
マカヒキはともに伸びない。
残り200mを切っても
キセキが渋太く粘っていたが、ここから
レイデオロがグイグイと差を詰め、ゴール前で先頭に躍り出た。
サングレーザーも猛追したが、最後は
キセキと並ぶところまで。結果、
レイデオロが先頭でゴール板を駆け抜け、昨年の
日本ダービー以来のGI・2勝目を挙げた。鞍上の
C.ルメール騎手は
秋華賞、
菊花賞に続くGI・3連勝で、
JRA記録タイの年間6勝目。本馬を管理する
藤沢和雄調教師は
天皇賞・秋6勝目となった。
2着は1.1/4馬身差で
サングレーザー、3着はさらにハナ差で
キセキ。以下4着
アルアイン、5着
ミッキーロケット、
マカヒキは7着、
スワーヴリチャードは10着という結果となった。勝ちタイムは1分56秒8(良)。