11月4日に京都競馬場で行われる
JBCレディスクラシック(3歳上・牝・JpnI・ダ1800m)の参考レース解説。
フォンターナリーリが出走した東大路Sをプレイ
バックする。
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フォンターナリーリ危なげなく勝利
JBCレディスクラシックと同じ京都ダート1800mの東大路S(1600万下)。7枠から発走の1番人気・
フォンターナリーリはスタートでやや出負けするも、慌てることなく巻き返しを図り、道中は先頭集団を見ながらの好位6番手をキープ。終始外めからスムーズにレースを進めるなか、最終コーナー手前では待ちきれないほどの手応えで、逃げる
マイネルトゥラン、
ナムラヘラクレスらを捕らえ先頭に。その後は他馬を突き放し、そのままゴール。1馬身半差の2着には10番人気
サトノプライム、さらに3/4馬身差の3着に9番人気
シロニイ。勝ちタイムは1分51秒1(良)。
単勝2.7倍の一番人気で迎えたレースだが、一切危なげのないレースを見せたのは立派で、着差以上に格の違いを見せつけた印象。レース後に鞍上が語った通り、このレースで発揮した長く使える脚はこの馬の最大の特徴で、絶対的存在のいない牝馬ダート路線で、スター候補として期待される。東大路Sの次には3ヵ月間の休養を経て門別の
ブリーダーズゴールドCで4着となった。