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【エリザベス女王杯】好走条件を満たすあの有力馬に注目/JRAレース展望

  • 2018年11月06日(火) 06時00分
 牝馬3冠を制したアーモンドアイジャパンCへ。春のヴィクトリアマイルの勝ち馬ジュールポレールマイルCSへ。さらに、昨年の秋華賞馬で前哨戦の府中牝馬Sを制したディアドラ香港Cが目標。近年では、牡馬混合GIで勝負になる牝馬が珍しくなくなったが、その反面エリザベス女王杯が軽く見られる傾向がある。

1.上がりが速い瞬発力勝負

 過去5年間のレースの上がり3Fを見ると、2015年以外は34.5秒以下で決着している。2015年は前週と当週、2週続けて開催日が降雨の影響を受けた年で、例外と考えていい。前記の4年の連対馬の脚質はいずれも「中団差し→先行」で決まっている。ある程度の位置から切れる脚を使うことが、勝利への最短距離になる。

2.府中牝馬S組の存在感が高まる

 府中牝馬SがGIIに昇格した2011年以降の7年間で、府中牝馬Sからの臨戦馬が馬券に絡まなかった年は、前述の2015年だけ。GIIになってメンバーレベルが高くなったことにくわえて、より短い距離でスピード競馬をした経験も、上がりが速いエリザベス女王杯での好走確率アップにつながっているものと思われる。

3.順調さを欠く馬は割り引き

 昨年は宝塚記念から直行したミッキークイーンがあと一歩及ばず3着。ミッキークイーンは一昨年も休み明けで3着に敗れていて、2015年はオークス以来だったルージュバックが4着と、休み明けの人気馬は好走しながらあと一歩足りない結果に終わっている。ちなみに、このレースが秋初戦だった馬の連対は、過去10年で一度もない。


 リスグラシュー府中牝馬Sで2着に終わったが、1分44秒台の走破時計、3F32.6秒の上がりタイムともに非常に優秀だ。もう一頭強い馬がいたというだけで、そのディアドラが不在のここは不動の中心になる。最近3走は速い流れの1600-1800mを使われて、いずれも追い込む形になったが、距離延長でペースも緩むだろう今走は中団追走が可能になるはず。

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