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【福島記念】ディープ産駒不振のハンデ重賞/JRAレース展望

  • 2018年11月08日(木) 06時00分
 GI当日のローカルメインということで、地味なイメージは拭えないが、近年では傷みにくい芝が導入されたことで、秋の福島もスピード化が進行しており、その後の重賞戦線で活躍できる馬を送り出すようになってきた。ひそかに「出世レース」としての性格が強くなっていることに注目したい。

1.距離延長組が優位

 昨年の勝ち馬ウインブライト毎日王冠からの臨戦で、一昨年の勝ち馬マルターズアポジーの前走は中山マイルの準オープンだった。2015年のヤマカツエース、その前年のミトラはともに、芝マイルの富士Sを敗れてからの転戦。マイル近辺の忙しい流れを経験したことがプラスに働くためか、距離延長で臨む馬の好走が目立つ。

2.前走凡走馬が巻き返す

 昨年の勝ち馬ウインブライトは前走毎日王冠で10着に凡走してからの巻き返しだった。2015年の勝ち馬ヤマカツエースも前走の富士Sで13着、2014年の勝ち馬ミトラも前走富士Sで6着など、過去9回(新潟開催の2011年を除く)で7頭が、前走掲示板外の凡走から巻き返して勝利を収めている。

3.ディープ産駒、ハーツ産駒は不振

 同様に新潟開催を除く過去9回で、ディープインパクト産駒は1番人気2頭を含みながら[0-1-2-9]。ハーツクライ産駒も[0-0-1-2]で、唯一の3着は1番人気のメイショウナルトだった。クラシック馬を多数輩出するサンデーサイレンス系の二大種牡馬がこのレースでは揃って不振という、芝の中距離重賞では珍しい傾向になっている。

 マサハヤドリームは今夏の福島テレビOPの勝ち馬。その前走でマイルの米子Sも3着しているように、オープンでも力負けしないところまで力をつけてきた。前走の小倉日経OPは、落鉄した上に少頭数の前残りで持ち味を消されたが、ここはフルゲート必至で先行型も多数揃った。バテずに脚を使うこの馬の長所が存分に発揮できる流れになる可能性が高い。

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