スマートフォン版へ

【エ女王杯】モズカッチャン大一番へ圧倒的パフォーマンス 連覇へ文句なし

デイリースポーツ
  • 2018年11月08日(木) 06時00分
 「エリザベス女王杯・G1」(11日、京都)

 昨年の女王モズカッチャンが7日、栗東坂路で文句なしの動きを披露。連覇に向けて好ムードを漂わせた。熱発で前哨戦を回避するアクシデントこそあったものの、大一番を前に態勢は万全。自身3連覇が懸かるM・デムーロのエスコートで頂点をつかみ取る。

 大一番に向けて圧倒的なパフォーマンスを見せつけた。昨年覇者モズカッチャンは栗東坂路で最終デモ。タガノディアマンテ(2歳未勝利)を追う形から、残り1Fで軽く仕掛けられるとアッという間にパス。切れ味のある動きで楽々3馬身半先着を果たした。

 見届けた鮫島師は「馬場のいい時間帯に追いたかったので、1回目のハロー(整地)明けに追いました。(先着したのは)相手が2歳馬だったということもありますが、動き、状態ともに文句のない追い切りができたと思います」とうなずく。

 昨年は落鉄で消化不良に終わった秋華賞3着から、鮮やかに巻き返しての戴冠。しかし、今年は前哨戦に予定していた府中牝馬Sを、熱発で回避するアクシデントに見舞われた。順調さを欠いたことは否めないが、指揮官は「(回避した)影響はほとんどないと思う。あの後は順調に調整できましたから」と漂う不安を一蹴。「昨年のこの時期と比較すると、アスリートと言っていい体になってきた。体重そのものにそれほど変化はないのですが、パワフルになった」と完成形に近づきつつある姿に胸を張った。

 前走の札幌記念ではサングレーザーマカヒキから鼻、頭差の3着。強豪牡馬を相手に格好はつけた。「今までとは違う形での競馬ができました。だから今度もジョッキーに安心して任せることができます」。トレーナーは一層、自信を深めた様子だ。「昨年勝っているコースですから舞台は一番いい。仮に重馬場になってもこの馬は苦にしない」。10&11年スノーフェアリー以来、7年ぶり史上4頭目の連覇へ、視界は限りなく良好だ。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す