牝馬三冠を達成した
アーモンドアイ(牝3・美浦・
国枝栄)が11月8日(木)15時過ぎに、ノーザンファーム天栄から美浦トレセンの
国枝栄厩舎に帰厩した。
「
秋華賞では上がってきた時にはケロッとしていたのですが、だんだん動きが悪くなってきて、恐らく循環が悪くなったのか熱中症のような症状になりました。冷やして補液をするなど治療をして一晩で良くなりました。一過性のものなので大丈夫ですし、脚元も問題ありませんでした。
放牧に出て疲れも抜けているようですし、気になるところもありません。競馬を使ってそれほどたっていないので、体もちょうど良いくらいだと思います。喜んで仕事をするタイプで調教は動いてしまいますので、基本的にはあまり追い込まない方が良いでしょう。あまりビシッとやらなくても、100パーセント以上の状態にはいけると思います」(国枝調教師)
明日から11月25日の
ジャパンC(GI・東京芝2400m)に向けて調整が始まり、15日(木)には、
ルメール騎手が乗って1週前追い切りが行われる。
ジャパンCが年内最後のレースになる予定だ。
(取材・文:佐々木祥恵)