今シーズン最後のホッカイドウ競馬応援イ
ベント「Aiba祭」が6日夜、静内木場町2の場外馬券発売所・Aiba静内隣りのさくらセレモニーホールで開かれ、今シーズン最多の約400人が来場し、大型スクリーンなどで門別競馬
グランシャリオナイターを楽しんだ。
新ひだか、新冠両町の関係団体でつくるホッカイドウ競馬支援事業実行委(委員長・大野克之新ひだか町長)が主催。ホッカイドウ競馬の売り上げ増へ、馬産地の応援イ
ベントとして5月から今回を合わせて計5回開催を予定していたが、前回の9月27日は胆振東部地震の影響でホッカイドウ競馬が昼間の開催となったため、中止した。
この日も会場には子どもから高齢者まで、大勢の来場者が訪れ、町内飲食店が販売する軽食やビールを楽しみながらレースに熱中。第10レースでは「Aiba静内祭特別」が行われ、浦河町の日東牧場生産の
ローツェフェイスが優勝した。
今回はこれまでのガラポン抽選機による抽選会から、最終レース終了後に馬券2000円分を1口に参加できる大抽選会となり、特賞のみついし牛バラエティセットをはじめ、新ひだか建設協会、新ひだか観光協会などが協賛する海産物や地場産品セットなどの豪華景品を目当てに、今年最後の勝負と会場は熱気に包まれた。最後の特賞の抽選を前に、大野町長は「来年も皆さんに盛り上げていただけたら」と来場者に呼び掛けた。
見事特賞をゲットしたのは、7日に開催された日高振興局地域住宅セミナーの講師として岐阜県から来町していた大石佳知さん。大石さんが馬券を買うのは今回が初めてで、わずか2枚の抽選券から特賞を引き当てる強運ぶりを発揮し「これから何か良いことをしようと思います。ここに来てみて北海道の競馬場をみんなで盛り上げようという気持ちが伝わりました」と話していた。
この日のAiba静内の売り上げは計画比542.09%の342万6000円(ホッカイドウ競馬のみ)だった。ホッカイドウ競馬は15日にシーズン最終日を迎える。
日高報知新聞社