18日に京都競馬場で行われる
マイルCS(3歳上・GI・芝1600m)の参考レース解説。
ペルシアンナイト・
エアスピネル・
レーヌミノル・
ブラックムーンが出走した昨年の
マイルCSをプレイ
バックする。
■ゴール直前で捕らえた
ペルシアンナイト 先行争いを制した
マルターズアポジーがハナに立ち、緩みのないペース。先団を見る形で
エアスピネルは中団、1番人気の
イスラボニータは中団後方、その直後を
レッドファルクスが進む。4コーナーで馬群は凝縮し、直線を向く。残り200mで
エアスピネルが抜け出したが、その外から
ペルシアンナイトが迫り、ゴール前で差し切った。3着は
ペルシアンナイトとともに伸びてきた
サングレーザーが入った。勝ちタイムは1:33.8(稍重)。
勝った
ペルシアンナイトは
富士S(5着)から中3週。大外枠からスタートしたが、徐々に内に入れると馬群の後方で脚をためる。直線で内から外へ進路を切り替えるとじわじわと前との差を詰めていき、先に抜け出した
エアスピネルをゴール直前で捕らえることに成功した。
2着
エアスピネルは
富士Sを勝ってここへ。道中は先行勢を見ながら中団を進む。直線は外目からしっかり伸び、直線半ばでいったん抜け出した。しかし最後に外から追い込んできた
ペルシアンナイトに交わされて、ハナ差の惜敗。
4着
レーヌミノルは、前走
秋華賞(14着)からの古馬初対戦。道中は好位を追走し、直線に入ると馬場の中ほどからじわじわと位置を上げていった。上位3頭には交わされたが、
エアスピネルに並ばれるとついていく意地を見せ、古馬牡馬に初挑戦ながら好内容。
6着
ブラックムーンも
富士S(8着)から。最内枠からゲートを五分で出たが最後方、いつものようにじっくりと構える。直線は大外からメンバー最速の上がりを使い、掲示板にハナ差の6着まで追い込んだ。
【
マイルCS登録馬】
1着
ペルシアンナイト2着
エアスピネル4着
レーヌミノル6着
ブラックムーン