12日の
大井競馬場第11Rで行われた深秋賞(ダ1600m・16頭)を5番人気
ノアブリジット(牝4、大井・
鷹見浩厩舎)で勝利し、
地方競馬通算2000勝を達成した
坂井英光騎手の記念セレモニーが13日、行われた。
セレモニーは、
大井競馬場からの花束贈呈から始まり、坂井騎手のインタビューと続いた。
【坂井騎手への一問一答】
――昨日2000勝を達成された際、“ホッとしました”というコメントがありましたが、一日経って改めてのご感想は?
「いえ、あまり変わってないです。ホッとしてます」
――数多くの勝利で、思い出のレースや馬は?
「初勝利のレースは少し覚えていますけど、沢山乗せて頂いて、負けてしまった馬も沢山いますし、1レースや1頭をこれと決めるのは難しいです」
――2000勝を挙げたということは、ゴールデンジョッキーの仲間入りを果たされたわけですが?
「いえ、ゴールデンジョッキーとか、僕なんかはおこがましいと思うんですよね。とにかく、2000勝を挙げられてホッとしています」
――沢山お集まりのファンの皆様に、メッセージをお願いします。
「今日は、お集まり頂きありがとうございます。昨日、2000勝を挙げることが出来ました。これからも一生懸命に騎乗していきますので、応援のほどよろしくお願いします」
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この後、東京都騎手会会長である
坂井英光騎手を慕い、
的場文男騎手など次のレースに騎乗する数名を除き、TCKの騎手や他場の騎手が揃い、
JRA交流競走のため本日は大井で騎乗していた元TCK騎手の
戸崎圭太騎手も加わって、記念撮影が行われた。さらに、坂井騎手が固辞するも、胴上げ。坂井騎手の身体が3度宙に舞った。
ファンからも声援が上がり、大きな花束が贈られるなど、終始温かい雰囲気のセレモニーとなった。
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)