16日の大井競馬第3R(ダ1200m)で、
的場文男騎手が騎乗した8番人気
ズンバパーティー(牡5、大井・
赤嶺本浩厩舎)が最後方から直線、大外一気の差し切りで勝利し、同騎手は34年連続35回目の年間100勝を達成した。勝ちタイムは1:16.0(稍重)。2着は
エイワフォーマ(牡7、大井・
柏木一夫厩舎)、3着は
ライジングトライ(セ6、大井・
嶋田幸晴厩舎)。
的場文男騎手は1956年9月7日生まれ、福岡県出身。1973年10月16日・大井競馬第5Rでデビュー(ホシミヤマ)し、同年11月6日・大井競馬第4Rで初勝利(ホシミヤマ)。1985年から途切れることなく連続でマークしていた年間100勝を、今年も達成した。
【
的場文男騎手の談話】
――おめでとうございます。
「本当に、競馬関係者の皆さんがいい馬に乗せて下さっているお陰です。もう、感謝の気持ちで一杯です」
――レースでは、目の覚めるような追い込みでしたが?
「人気もなかったんで、(後方で)駄目かなって感じだったんですけど、最後まであきらめずに追って、馬がよく走ってくれました」
――年間100勝というのは、目標として意識されるものですか?
「今はもうそんなのは無いんですけど、出来るだけ頑張って、と思っています。まあ、この年まで45年間、本当に関係者の皆様にお世話になったなって。出来るだけ頑張って騎乗していきたいと思っています」
――今年は記録ずくめの年でしたが?
「本当に今年は沢山の皆様に大変お世話になって、場内装飾や、マトTを何千枚も配ってもらったり、主催者の皆様にも感謝の気持ちで一杯です」
――来年こそ
東京ダービーは?
「1年に1回だからね。まあ、出来るだけ頑張って…。(あと5回くらいは乗れるのでは、という声に)それは死んじゃいます…(笑)。
これからも一生懸命騎乗して、いいレースをお見せしていきたいと思います。
大井競馬場とともに、ご支援のほどよろしくお願いします」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)