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【マイルCS】富士Sでは7頭激突、好タイムでロジクライ完勝/参考レース解説

  • 2018年11月17日(土) 18時00分
 18日に京都競馬場で行われるマイルCS(3歳上・GI・芝1600m)の参考レース解説。ロジクライレッドアヴァンセエアスピネルペルシアンナイトヒーズインラブジャンダルムウインブライトが出走した富士Sをプレイバックする。

■力をつけたロジクライ

 外枠から先手を取ったのはマルターズアポジー。単独2番手にロジクライ、1番人気のエアスピネルも5番手につける。後続と2馬身ほど差を広げて直線を向いたマルターズアポジーを、残り200mでロジクライが捕らえ、そのまま抜け出して1着。2着争いは外から追い込んだワントゥワンが、レッドアヴァンセをハナ差制した。勝ちタイムは1:31.7(良)。

 3着レッドアヴァンセは、ヴィクトリアマイル(3着)以来の実戦。外目の枠からスタートし、好位の外を追走する。直線は外からひと追いごとに伸び、一旦は単独2番手に。ゴール前でワントゥワンに交わされるも、牡馬相手に健闘の部類。

 4着エアスピネルマイラーズC(3着)以来、半年ぶりの実戦。道中は好位馬群の中で脚をためる。直線入口で前がやや窮屈になる場面もあったが、スペースができるとそこからじわじわ伸びた。ただ、休み明けの分かもうひと伸びが見られなかった。

 5着ペルシアンナイト安田記念(6着)以来の休養明け。道中はエアスピネルをマークするような形で先行馬群の外を進む。直線を向き、馬群を割ろうとしたところで前をカットされる不利を受ける。そこで外へ切り替えて、盛り返してきたものの5着まで。

 7着同着は、京成杯AH(9着)から中5週のヒーズインラブ。後方4〜5番手の外目を追走し、直線も外から追い込んできた。最後まで脚は使っているが7着が精一杯。

 もう1頭の7着同着ジャンダルムは、ダービー(17着)以来、5か月ぶりの実戦で古馬初対戦。大外枠からのスタートは馬なりで中団後方の外。手ごたえよく直線を向いたように見えたが、そこからの伸びはいまひとつだった。

 10着ウインブライト大阪杯(12着)の後、トモの不安で札幌記念を回避したため、ここが半年ぶりの実戦。出遅れをリカバーして先団へつけて直線半ばまで粘るも、最後は後続に交わされた。

マイルCS出走馬】
1着 ロジクライ
3着 レッドアヴァンセ
4着 エアスピネル
5着 ペルシアンナイト
7着同着 ヒーズインラブ
7着同着 ジャンダルム
10着 ウインブライト

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