今年の
ジャパンCの的中へのカギはズバリ、3冠牝馬
アーモンドアイの取捨に尽きるといっても過言ではない。歴戦の古馬に交じっても、同世代を一蹴してきた実力を発揮できるのか? それともあえなく古馬の軍門に下るのか。
ブエナビスタや
ダンスインザダークなど数々のGI馬の
一口馬主として、芸能界屈指の相馬眼を有する草野仁さんに
アーモンドアイに対する見解をうかがった。
「誰が見ても
アーモンドアイは強い馬だ。まだまだ未完成の3歳馬ゆえ、レース後に疲れが出やすいという。しかし、
秋華賞の疲労もすでに癒え、今回の追い切りではルメールを満足させるほぼ完璧な仕上がりだと聞いている。数々のGI馬に乗ってきたルメールが『日本で乗った馬で一番強い!』といっているのだから、その言葉は信じられるものだと思う。そのうえ、現在のルメールの騎乗ぶりは非の打ち処がない」
恐らく、1番人気になるであろう3冠牝馬をこう絶賛したうえで、さらに次のように付け加えた。
「いわゆる、“ゾーン”に入っているような感じがしてならない。人馬一体で栄冠をつかむ確率はかなり高いと思える。その点を踏まえ、その
アーモンドアイに、少しでも接近できる馬は先行馬なのか、差し馬なのか見極めたい」
アーモンドアイを軸に、2着狙いに妙味がありそうというのが草野氏の見解だが、これまで3歳牝馬が
ジャパンCを制したのは2012年の
ジェンティルドンナのみ。史上2頭目の快挙なるか。運命の火ぶたは、日曜15時40分に切って落とされる。
(文=草野仁)
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