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【ジャパンC】“4コーナー6番手以内”が鉄則も、逃げ馬には厳しいレース/データ分析(脚質編)

  • 2018年11月21日(水) 12時15分
 25日に東京競馬場で行われるジャパンカップ(GI・芝2400m)を過去10年のデータを基に分析する。

 逃げ馬の馬券絡みは2回。といってもこれはともにキタサンブラックによるもので、16年が1着、17年が3着だった。15年以前に逃げた8頭は、全て掲示板外に敗れている。人気薄がほとんどだが、09年のリーチザクラウン(5番人気)、13年のエイシンフラッシュ(3番人気)といった穴人気を集めた馬も馬群に沈んでしまった。

 逃げ馬に厳しいレースではあるが、差し追い込み有利ということではなく、過去10年で4コーナー6番手以内の馬が、実に9勝を挙げている。勝ち馬の上がり3ハロン平均34秒1という数字が示す通り、このレースはスローに流れることが多く、ヨーイドンの競馬になりやすい。そのため、メンバー間の上がりタイムに差がつきにくく、ある程度の位置取りにつけて、なおかつ速い上がりを使うことが求められるのだ。

 4角10番手以降からの馬券絡みは1-4-4-65で、優勝したのは15年のショウナンパンドラのみ(10年はブエナビスタが4角10番手から差し切ったものの2着降着)。4角10番手以下の馬が複数絡んだのは09年と15年の2回で、いずれも1000m通過が59秒台のペースで流れていた。

 上がり最速馬は1-5-2-4。昨年はレイデオロレインボーラインがともに34秒6の最速上がりを記録している。レイデオロが4コーナー7番手から2着、レインボーラインが4コーナー17番手から6着で、好位から速い上がりを使えるタイプに分があるレース傾向を体現するような結果だった。

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