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【ジャパンC予想】ロードカナロア産駒にとっての舞台適性やいかに? 血統から語られるアーモンドアイの勝算とは?/JRAレース展望

  • 2018年11月24日(土) 16時03分
 ジャパンCが行われる東京2400mはごまかしの利かない、真の底力が問われる舞台。過去10年では4頭の牝馬がその栄冠に浴しているが、今年1番人気が予想される3歳牝馬アーモンドアイは果たして? 血統評論家の望田潤氏に過去のデータ、血統、そして展開面を含め、アーモンドアイの勝算について直撃した。


「過去10年のジャパンCにおいて牝馬は[5-2-2-15]で勝率21%、連対率29%。一方、牡馬は[5-8-8-128]で勝率3%、連対率9%ですから、いかに女性上位のレースであるか、ということが実感できると思います。

 ジャパンCを勝った牝馬4頭(ジェンティルドンナブエナビスタウオッカショウナンパンドラ)に共通するのが、2000m以上のGI勝ちの実績。ハープスターデニムアンドルビールージュバックなどは、この条件を満たしていませんでした。また、4頭のうち2頭はディープインパクト産駒です。牡馬はハーツクライジャングルポケットなど、トニービンの血を引く馬の好走が目立ちますね。

 今年は3冠牝馬のアーモンドアイが人気を集めることになるでしょうが、ジャパンCを牝馬が勝つときはスローの上がりの競馬が多い(要するに牝馬の斬れ味が生きやすい)ので、道中ペースが緩むようならばここもナデ斬る可能性は高い、という見立てになりますかね」

 と、ペース次第ではここもアッサリ突破する可能性を示唆。とはいえ、これまで同世代を相手に戦ってきたレースと違い、今回は百戦錬磨の古馬が相手。過去のデータからは牝馬優勢も、自身はロードカナロア産駒と、血統面からは強く推せないアーモンドアイに勝算はあるのか? レースの瞬間を静かに見守りたい。
(文=望田潤)


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