「ジャパンC・G1」(25日、東京)
秋華賞から先週のマイルCS(JBCス
プリントも含む)まで、6週連続で外国人騎手がG1を制覇中。今週のジャパンCも7人の外国人騎手が参戦予定だ。その中で、昨年の覇者
シュヴァルグランと初コンビを組むのはクリスチャン・デムーロ騎手(26)=イ
タリア。13年
桜花賞(
アユサン)、17年
ホープフルS(
タイムフライヤー)に続くJRA・G1・3勝目を狙う。
「グッドギフトのようでビックリした」。騎乗依頼を受けた時の感情をこう表現する。「日本で最も勝ちたいジャパンCで、昨年の勝ち馬に乗ることができる」
これ以上ない喜びだが、結果を求められることも強く意識する。「これまでのレースは全てチェックした。昨年のジャパンCは強いと思った。スタートを決めて、昨年のように先団の後ろにつけたい」。2週連続で追い切りにも騎乗し、乗り味や操縦性も体感した。「先週よりも今週の方が良くなっていた。G1を勝つ馬。素晴らしいという印象」と手応えをつかむ。
「
アーモンドアイは強い。いい脚を使う。カプリも一緒に走ったから知っている。
凱旋門賞5着でしょ。A・オブライエン厩舎に普通の馬はいない。強い馬ばかりだから」と警戒する。兄ミルコに続くJRA免許取得を意識するのか、使える日本語も増えた。「いつかは、と思っているけど、もっと先のこと。日本語は少しだけね」と笑う。外国人騎手の快進撃。今度はクリスチャンが大仕事をやってのける。
提供:デイリースポーツ