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【チャレンジC】昨年から芝2000m戦に変更 好走の条件とは/JRAレース展望

  • 2018年11月29日(木) 06時00分
 これからGI戦線に挑んでいこう、というチャレンジャーのためのGIII戦。2012年に12月の阪神に移動してから、一昨年までは2週目に芝1800mで行われていたが、昨年からは開幕週の芝2000m戦になった。阪神芝2000mは大阪杯が行われる舞台でもあるし、宝塚記念とも条件が近い。翌年の大舞台を展望するようなスター候補の出現を期待したい。

1.若い馬が強い

 時期変更以降の6年間で3歳馬が3勝して、4歳馬が1勝。2014年の勝ち馬トーセンスターダムと昨年の勝ち馬サトノクロニクルは、ここが古馬混合戦の初挑戦だった。距離が2000mに戻った昨年は、3歳馬が3頭出走して1・3・5着。若くて勢いのある挑戦者が通用しやすい傾向がある。

2.重賞以外からのステップは苦戦

 同じく時期変更後の6年間で、前走が重賞以外だった馬の勝利は2013年のアルキメデスだけ。一昨年キャピタルCから臨んだフルーキーは1番人気4着、2014年のエイシンヒカリアイルランドTからの臨戦で1番人気9着、2012年はリルダヴァルカシオペアSからの臨戦で1番人気15着。

3.中日新聞杯との両睨みでメンバー分散

 翌週に同じ距離でGIIIの中日新聞杯が行われるため、メンバーが分散しやすい。あちらはハンデ戦でこちらは別定戦なので、実績上位馬はこちらを使うことが多くなる。昨年は上位人気5頭のうち4頭が1〜4着を占めた。


 レイエンダは重賞初挑戦だったセントライト記念で2着。レース展開を味方につけた勝ち馬に上手く乗られたという結果で、敗れてなお強しを印象づけた。芝2000mでは2戦2勝、両方とも完璧な内容だった。古馬初挑戦でも楽しみのほうが大きい。

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