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【チャンピオンズC】アンジュデジール牝の底力 史上2頭目Vへ紅一点が魅せる

デイリースポーツ
  • 2018年11月28日(水) 06時00分
 「チャンピオンズC・G1」(12月2日、中京)

 紅一点のアンジュデジールが、15年サンビスタ以来、史上2頭目の牝馬Vに挑む。前走のJBCレディスクラシックで悲願のG1初制覇。中間も疲れを感じさせることなく、状態はさらに上昇カーブを描く。強豪牡馬相手に目下の充実ぶりで食らいつき、ダート界の頂を目指す。

 アンジュデジールは前走、ラビットランとの叩き合いを頭差で制しG1初制覇。4歳にして完全に素質が開花。目下の充実ぶりを武器に、今度はダート界の頂点を狙う。

 「激しいレースだったので疲れを気にしたけど、すぐに乗り出せたし、元気いっぱい。想像以上の回復で、状態については何も言うことはないね」と昆師。「体の張りが前走とは違う。勝手に状態が上がっている。張り詰めてパンパンですから」。普段から強気で知られるトレーナーとはいえ、その言葉には自然と力がこもる。まさに万全の出来。だからこそ期待も大きい。

 状態の良さを感じ取っているのは指揮官だけではない。担当の佐藤調教厩務員も「疲れはすぐに取れたし、どんどんこの馬らしさが出てきました。ますますカイバを食べるようになっていますからね。そのおかげで、しっかりと調整もできる」と感触はバッチリだ。

 中京は初参戦だが、交流重賞で3勝をマークするなど、左回りは(4・2・0・0)と相性抜群。「左回りの走りがいいですからね。中京も合うイメージがあります」と同調教厩務員は問題視していない。

 前身のジャパンCダートを含め、これまで18回の歴史で牝馬の優勝は15年サンビスタただ1頭。牡馬の壁が高く、厚いのは百も承知。それでも充実期を迎えたアンジュデジールなら、“史上2頭目”を期待せずにはいられない。

提供:デイリースポーツ

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