27日、
川崎競馬場で行われた第18回
ローレル賞(2歳・牝・ダ1600m・1着賞金1200万円)は、3番手でレースを進めた瀧川寿希也騎手騎乗の2番人気
アークヴィグラス(牝2、川崎・
平田正一厩舎)が、直線に入って先頭に立ち、最後は外から追い上げてきた5番人気
ダバイダバイ(牝2、船橋・
坂本昇厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒1(良)。
3着に6番人気の
パレスラブリー(牝2、北海道・
角川秀樹厩舎)、1番人気
ホウショウレイル(牝2、浦和・
小久保智厩舎)は5着となった。
【瀧川寿希也騎手のコメント】
「ずっとお世話になってきた馬主さんなので、プレッシャーもあったんですが、最高の恩返しが出来て良かったです。距離延長と左回りと、正直不安が大きかったです。でも、北海道競馬の同期(
石川倭騎手)が、前に自分が乗ったときとは馬がだいぶ違うと、自信を持って乗れと言ってくれたので、こんな積極的な競馬が出来ました。携わっている皆さんのおかげで勝てたと思います。
御神本さんの馬(
ホウショウレイル)が未知で強そうでしたので、しっかりマークして行きました。馬は最後苦しがっていましたが、頑張ってくれました。この馬も、これからもっと大きいところを狙えるので、応援よろしくお願いします」
【
平田正一調教師】
「重賞初制覇は、とても嬉しいです。あの2頭が行きそうなのはわかっていましたので、その後ろへと。注文通りの競馬でした。次走は、
東京2歳優駿牝馬になると思います」
【
ホウショウレイルの
御神本訓史騎手】
「状態は悪くなかったけど、普段よりも汗をかいていました。ハミを噛んで、前に行きたがりました。キャリアの差が出たのかも知れません。今後、この経験を、次につなげられればいいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)