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【JRA】ケイティブレイブ福永騎手「ストライドが伸びています」/チャンピオンズC共同会見

  • 2018年11月28日(水) 19時20分
ケイティブレイブに騎乗予定の福永祐一騎手

――今朝の最終追い切りはいかがでしたか?
福永 先週はCWで追ったのですが、想定より速いタイムが出てしまいました。今週は軽めに5ハロン55秒くらいで最後伸ばすような感じをイメージしていたんですが、今週も速くなりました。

――それは馬の状態がいいからでしょうか?
福永 状態はもちろんいいのですが、ストライドが伸びた感じなんですよね。だいぶゆっくり入りましたし、僕は競馬も調教もこの馬には以前の目野厩舎時代から乗せていただいています。それでもタイムの感覚がずいぶん崩れているので。ストライドが伸びたようですね。

――前走のレース後と比較して状態は?
福永 いいんじゃないですか。ストライドが伸びているということは体の使い方がいいということです。前走も非常にいいコンディションで、大幅に上がっているという感じでもないですけれども、維持しているという感じでもないですね。前走時か、それよりいいぐらいの状態。動ける状態だと感じます。

――どういったところが良くなりましたか?
福永 心身ともにずいぶん成長したな、と思いますけれども。体の面でいうと、年齢的なものもあると思うんですけど、競走馬としていい体になってきたなと思います。走るバランスなんかも含めて。以前は前のめりな感じ、前に重心がある感じで走っていたんですけど、そこのバランスが変わってきた感じがします。だからストライドも伸びていると思います。

 精神面で言うと、最初僕が乗せてもらったときには結構極端な逃げ馬でした。最初に名古屋の重賞(2017年3月名古屋大賞典)を勝ったんですけど、逃げてるんですけど集中していない馬でした。そんな状態でも勝っているので、かなり高いポテンシャルは感じていました。

 僕自身、極端な逃げ馬が好きじゃないわけじゃないんですけど、無駄が出てしまう感じがあると思ってしまって。逃げ一辺倒の馬よりはある程度いろいろな走りができる中で逃げが選べる馬になったらもっと安定していい結果を出せるんじゃないかな、という思いは持っていました。それは以前の目野厩舎時代に先生にも伝えていました。

 今でこそ自在性が武器みたいに言われていますけれども、一番自在性がなかった馬でしたから。二番手でもムキになって脚がたまらないような馬でしたから。それは帝王賞(2017年6月)でスタートで躓いて差すかたちで勝てたというのが大きかったと思います。あれをきっかけにいろいろできる馬になるんじゃないかな、と思いました。でも、それは一朝一夕にできるものではないですし、結構時間がかかりました。

 それが、二走前の船橋(2018年10月日本テレビ盃)の競馬でああいうかたちで勝つことが出来たときに、もう試すことはないな、と。戦法、脚質に関してはいじるところはないな、と思いました。

――そういった成長を感じる中で前走の中央場所での1勝(2018年11月のJBCクラシック)はいかがでしたか?
福永 すごくあの馬の価値を高める1勝だったと思います。JRAの舞台で大きな実績を出せていなかったので、レース前はそこが不安視されていた面もありましたけれども。僕自身に関しては全然心配していなかったですね。

 というのも、1年前に同じ京都コースで同じ距離の平安Sを走っているんですけど、あの時は大外枠が当たって逃げることが出来なくて途中から引っかかって、途中で先頭に立って失速して、最後は5着だったんですけれども。このときに1分56秒台で走っていたので。全然問題ないと思っていました。

――舞台は中京にかわりますが、そのあたりは?
福永 左回りは走っていますし重賞も勝っています。坂ですけど、そうですね…不安に思っても(自分が)やることは変わらないので。大丈夫だと思います。昨年も4着で走っているコースです。

 昨年は最悪の内枠が当たって、逃げ馬の後ろでした。そもそもそういう競馬もできない馬でしたが、その中で4着に健闘していましたし、そこからは自在性も出ましたから。当然昨年よりはいいパフォーマンスで走れるのは間違いないので。何にも心配はしていないです。

――関東馬ルヴァンスレーヴなどのライバル関係は?
福永 もちろん、一番強力な相手だと思っています。チャンピオンホースのゴールドドリーム(※1)とルヴァンスレーヴ、この2頭は強力です。ルヴァンスレーヴは3歳馬ではありますけれども、今年の3歳馬はレベルが高いです。いずれはこの世代の馬がダート界をけん引していくんだろうと思いますけれども。まだ今はね、そういう状態だと思いますね。その中であの強力な2頭を相手にする上でもね、負けられない気持ちでいますし、自信をもってあの2頭を相手にぶつかっていける状態だと思います。

――レース展開については?
福永 まだ決めていないです。ペースにあわせた位置取り。この馬が一番力を発揮できるリズムで走らせてあげたいなと思っています。

――枠順のこだわりは?
福永 大きい馬でストライドもさらに大きくなっています。極端な内枠はできれば欲しくはないですけど、当たった枠で考えます。そんな感じでダービーも勝てたので(笑)。

――陣営は来年のドバイを見据えているという話もありますが、そのあたりも含めて意気込みを。
福永 はい。ドバイに関しては、転厩した際に杉山調教師に話をする機会があって自分のほうからドバイにチャレンジさせて欲しいという旨は伝えたんです。なぜかというと、大井競馬場で結構いい成績を残しているんですけれども、大井の馬場は雨が降ると少し土っぽく粘土っぽくなるんです。そのときの走りが返し馬からずいぶん良かった。だから、ドバイに限らずアメリカ的な馬場にチャレンジしてみたいな、という思いがあったんです。杉山調教師もそのあたりをオーナーと一緒に考えてくださいました。

 そして、そうなるためにはドバイの前に日本で結果を出さなければチャレンジも出来ません。そういった意味でチャレンジをする資格は既にGI3勝はしているので持っているのだとは思いますが、やはりどうせ行くなら日本の代表馬として行ければいいなと思いますので、なんとしてもここでいい結果を出して日本代表の座をつかみ取ることができればいいな、と思っています。

※1 会見はゴールドドリームの回避が発表される前に行われました

(取材・文:花岡貴子)

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