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【チャンピオンズC】3歳馬ルヴァンスレーヴ 再び古馬斬り ダート界統一へ好感触

デイリースポーツ
  • 2018年11月29日(木) 06時00分
 「チャンピオンズC・G1」(12月2日、中京)

 3歳馬初の南部杯ウイナーとなったルヴァンスレーヴは28日、モヤの煙る美浦Wで併せ馬を行い、先着を決めた。

 モヤの切れ目は、調教スタンド前の美浦Wゴール前1Fにも満たない。ちょうど直線の坂を上がり切ったあたりから、ルヴァンスレーヴが突然、モヤを切り裂いて姿を現した。肩を大きく伸ばしたダイナミックなフットワークが、ただ者ではないことを示す。視界に入ったわずかな時間ながら、その動きの良さを確認することができた。

 萩原師によれば、モヤの中ではキャプテンロブロイ(5歳障害未勝利)の内に併せたという。直線に姿を確認できた時には、既に相手を2馬身引き離していた。「直前なのでしっかりやりたかった。乗り手の感触は良かったし、順調に来ている」。トレーナーも追い切りの動きを全て確認することはできなかったようだが、思い通りの調整を積み重ねてきた自負がある。口ぶりに自信があふれる。

 南部杯では完勝と言っていい内容で、昨年の最優秀ダート馬ゴールドドリーム以下の古馬を撃破した。「3角での脚の使い方、動きがすごく良かった。内容的にも良かったですね」と、収穫の大きな競走だったと振り返る。

 前走のリベンジを期していた前年覇者は回避したものの、「強い馬がたくさんいますから」と気を引き締める。それでも「一戦一戦成長していると思う。まだレースの形が固まっていない馬。流れに応じて新しい形が出れば」と期待は十分だ。目指すは06年アロンダイト以来となる3歳馬V。再度の古馬斬りを決め、ダート界を統一してみせる。

提供:デイリースポーツ

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