3600mの長丁場で行われる
ステイヤーズS(GII・中山芝3600m)。このレース4連覇に挑む
アルバートなど、美浦から出走の注目馬3頭について関係者のコメント。
アルバート(牡7・美浦・
堀宣行)について、森調教助手。
「秋3戦目で息もできていますし、状態を維持するという意味でも、先週、今週(11/28)と追い切りは単走でした。動きは良かったですし、ここ2走と同じような状態だと思います。7歳という年齢的なこともあり歩様に硬さはありますが、これもいつもと同じくらいの感じです。ただ馬は衰えなく元気ですし、まずはこのレースに全力投球します」
モンドインテロ(牡6・美浦・
手塚貴久)について、手塚調教師。
「今週(11/28)はモヤでよく見えませんでしたが、先週はしっかり動けていましたし、ここ最近では仕上がり具合は1番だと思います。ここのところ成績は今ひとつですが、前走の
京都大賞典(GII・9着)後に放牧に出してリフレッシュしましたね。一昨年のこのレースは3着でしたし、先週ビュイック騎手が追い切りに乗って良い感触をつかんでくれましたので、期待しています」
コウキチョウサン(牡5・美浦・
和田正一郎)について、和田調教師。
「続けて使っていく予定でいましたが、少し疲れが出ましたのでひと息入れました。今は立ち直っていますし、順調に来ています。今週(11/28)は気持ちを切らさないような追い切りにしようと考えていましたが、狙い通りにできました。体にも張りがありますし、調整途上だった前走(六社S・1600万下・6着)より良いですね。3600mにも対応できるでしょうし、条件的に合うのではないかという期待を持って臨みます」
(取材・文:佐々木祥恵)