12月2日に中京競馬場で行われる
チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)。中京で施行された過去4年について、血統面から分析していこう。
過去4年で2回以上の馬券絡みがある種牡馬は、
ゴールドアリュールと
フレンチデピュティ。ただし、後者は
サウンドトゥルーのみの成績で、異なる産駒での馬券絡みがあるのは
ゴールドアリュールだけである。
その
ゴールドアリュール産駒は、10頭が出走して1-0-1-8。昨年、
ゴールドドリームが8番人気1着、
コパノリッキーが9番人気3着し、3連複15万馬券を演出している。しかし、それまでは7頭が出走して全て着外。
コパノリッキーは前3年とも出走し、1番人気12着、1番人気7着、3番人気13着と人気を裏切り続け、16年の
ゴールドドリームも2番人気12着。扱いが難しいが、“人気では疑い、人気薄なら警戒”という
スタイルが良さそうだ。今年の出走は、
ゴールドドリームと
メイショウスミトモの回避で
サンライズノヴァのみとなった。
ほかに敢えて血統的な特徴を見出すなら、
スズカマンボ、
ゼンノロブロイ、
スペシャルウィークと、やや地味目なサンデー系種牡馬の健闘が目立っている点か。
ネオユニヴァース産駒の
ウェスタールンド、
アドマイヤマックス産駒の
ケイティブレイブあたりには注意を払っておきたいところ。
なお、
過去4年で
ディープインパクト産駒の出走はなく、今年の
アンジュデジールが初参戦となる。