12月1日に中山競馬場で行われる
ステイヤーズステークス(3歳上・GII・芝3600m)。今年は
アルバート(牡7、美浦・
堀宣行厩舎)が4連覇を懸けて出走する。
アルバートが制してきた過去3年のダイジェストを振り返る。
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アルバートが断然人気に応え連覇達成!
2番
ウインインスパイアがハナを切り、差がなく4番
タマモベストプレイ、さらに9番
マドリードカフェ、1番
サムソンズプライドなどが続いて1周目の1コーナーへ。
1コーナーを回って、
ウインインスパイアのリードは1馬身。
タマモベストプレイが単独2番手、3馬身開いて
マドリードカフェ、さらに4馬身ほど離れて
サムソンズプライドが続く。1馬身半差で7番
ファタモルガーナ、1馬身差で13番
カムフィー、半馬身差の内に11番
マイネルメダリスト、さらにその内を3番
アルバートが追走。直後に5番
プレストウィックと10番
プロモントーリオ、1馬身差で6番
ジャングルクルーズ、その外に8番
モンドインテロが続いて、一頭大きく離れた最後方が12番
サイモントルナーレとなった。
1000mの通過タイムは64.0秒。3-4コーナーを回って1周目のスタンド前へ。ここまでは大きな動きがなかったが、2周目に入って
サイモントルナーレが一気に上がってハナを奪う。しかしこれで脚を使いきってしまったようで、2周目3コーナーから早くもズルズルと後退。替わって
タマモベストプレイが先頭に立つが、ここで一気に
ファタモルガーナが仕掛けてきて、同馬が前に出たところで最後の直線を迎える。
アルバートも馬群を捌きながら3番手まで上がってきた。
直線に入り、後続にリードをつけた
ファタモルガーナを
アルバートが追う。
タマモベストプレイは後退、外からは
モンドインテロと
プレストウィックが懸命に脚を伸ばしてきているが、前2頭を交わすまでの脚はない。
ファタモルガーナと
アルバートの一騎打ちとなった優勝争いは、最後に
アルバートが
ファタモルガーナをクビ差捕らえて決着。5馬身差で圧勝した前年に続く本レースの連覇を達成した。2着
ファタモルガーナから1.3/4馬身差の3着には
モンドインテロが入った。勝ちタイムは3分47秒4(良)。