「
中日新聞杯・G3」(8日、中京)
ステルヴィオ(マイルCS)、
アーモンドアイ(ジャパンC)、
ルヴァンスレーヴ(チャンピオンズC)と、カテゴリーを問わずG1を席巻。“最強世代”との呼び声高い3歳世代が、今週も存在感を示す。
今年のクラシック皆勤の
グレイル。G1の舞台では思ったような結果は残せなかったが、デビュー2連勝で重賞を制覇したように、その能力の高さは疑いようがない。「レベルの高い3歳馬の中でも、十分やれるという手応えがある馬」。管理する野中師も素質を高く評価する。
前走の
菊花賞10着は出遅れが全て。「全然走っていないから状態はいい。体質も強くなってきたよ」と状態の良さに太鼓判を押す。当初は
有馬記念を予定していたが、今は力を蓄える時期と判断。「中距離適性はあると思う。来年につながる競馬を」。3歳馬旋風の勢いに乗り、2つ目の重賞タイトルを狙う。
提供:デイリースポーツ