前走の
アルテミスS(GIII)を直線一気の末脚で勝利した
シェーングランツ(牝2・美浦・
藤沢和雄)が、
ストロボスコープ(牡4・500万下)と併せてポリトラックコースで最終追い切りを行った。
「姉の
ソウルスターリング(牝4)は張り切って走っていましたけど、この馬は力まないですし、しなやかですね。追い切りでも首を伸ばしていい感じで走っていました。併せ馬でゴール前だけ並べましたけど、かかることがない分、終いも楽でした。5月に入厩して、札幌、東京と走ってきて、リズム良くここまで来ています」
と、藤沢調教師は順調さをアピール。姉妹でのこのレース制覇に向けて、態勢は整ったと言っていいだろう。
(取材・文:佐々木祥恵)