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ディアドラ(
香港カップ2着)
好スタートも縦長の展開となって5番手を追走。4コーナーまでほとんど隊列は変らず、ゴール前は持ち味の末脚を発揮して前との差を詰めるも、
タイムワープをとらえたまで。逃げ切ったグロリアスフォーエバーには1馬身届かず2着。
・橋田満調教師
「体調はドバイのときより今回の方がよかったくらいです。過度に入れ込むこともなく順調に来ていました。ゲートもちゃんと出ましたし、少頭数でもありスムーズに流れていたと思います。ペースが落ち着いたぶん、差し切れませんでした。あの位置から、よく差を詰めてくれたと思います。彼女の持ち味は発揮してくれたと思います。外国で、3着、2着と来て、次は1着をとりたいと思います」
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C.ルメール騎手
「
サングレーザーのうしろにつけて、よく走ってくれました。スピードを出して、全力で走りました」
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サングレーザー(
香港カップ4着)
縦長の中団4番手を追走。直線は追い比べで伸びきれず、勝ち馬から2馬身半差で4着。
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浅見秀一調教師
「馬の仕上がりはよかったですし、ジョッキーもよく乗ってくれました。着順だけが不満です(笑)。ちょっと力が足りなかった。またチャレンジしましょう」
・J.モレイラ騎手
「いい競馬をしたけれども、香港の馬が強かった。よく走ってくれました」
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ステファノス(
香港カップ9着)
スタートでダッシュがつかず9頭立ての7番手からの追走。直線を向いて内で伸びかけてはいたものの、最後は失速して9着。
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藤原英昭調教師
「香港は5回も来て、慣れているのですごくいい状態でした。内枠を引いたのでもう少し前に行きたかったですけど、ちょっと出負けして、それでもビュイックはうまく乗ってくれました。年齢的なところは否めないですね。これまで香港では2着、3着、4着ときて、期待はしていたんですけど、これだけ走ってくれれば十分です」
(取材・文:斎藤修)