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【ターコイズS】牝馬限定のハンデ重賞、好走の条件とは/JRAレース展望

  • 2018年12月12日(水) 06時00分
 暮れの中山マイルの牝馬限定戦として親しまれていたオープン特別が、2015年から重賞にリニューアル。同時に、愛知杯の施行時期が年明けに繰り下げられて、12月の牝馬の目標レースとしての位置付けが明確になった。

1.重賞実績が必要

 重賞昇格初年度の2015年の勝ち馬シングウィズジョイは、11番人気の人気薄だったが、4走前にはフローラSを制していた。2016年の勝ち馬マジックタイムはダービー卿CTの勝ち馬で、2017年の勝ち馬ミスパンテールにはチューリップ賞ソウルスターリングの2着した実績があった。

2.若い馬が中心

 重賞昇格以降の3年間で5歳以上の連対は2016年のマジックタイム1頭だけ。3歳馬が2勝、4歳馬が2着3回と、3・4歳馬以外は勝ち負けにかかりにくくなっている。若い馬有利の傾向はオープン特別時代からあったが、それがより一層強まっている印象だ。

3.ロベルト系に注目

 2015年の勝ち馬シングウィズジョイと2017年の勝ち馬ミスパンテールは、いずれも母の父がシンボリクリスエスで、2016年の勝ち馬マジックタイムは母の父がブライアンズタイム。また、2016年3着のカフェブリリアントは父がブライアンズタイムだった。重賞昇格後は、父か母父にロベルト系の種牡馬を持った馬の好走が目立つ。


 現時点では除外対象だが、ベルーガに注目したい。2歳時に新馬・ファンタジーSを連勝して、牝馬クラシックの主役の一頭と期待された。骨折のため休養を余儀なくされたが、復帰戦の信越Sで3着と、能力が失われていないことが確認できた。母父のクリスエスはシンボリクリスエスの父。マイル戦は未経験だが、終い重点で乗り込まれている栗東坂路の動きを見れば、充分に対応できそうだ。

 次点にプリモシーン。古馬相手に今夏の関屋記念を勝利。中山マイルでもフェアリーS勝ちがあり、ベストのマイル戦に戻れば主力の扱いは当然だろう。

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