16日に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)。阪神芝1600m外での施行となってからの全4回を馬番・枠順別に分析していこう。なお、15年と17年は16頭立てだったため、17番、18番の出走は各2頭となる。
実は馬番の偏りはほとんどなく、複数回馬券に絡んでいる馬番は10番のみ。16年
モンドキャンノ(7番人気2着)、17年
ステルヴィオ(3番人気2着)と2年連続で好走している。残り10頭の馬番は綺麗に1回ずつにバラけており、過去4年間で馬券絡みがないのは、5番、7番、8番、9番、12番、16番、18番。
偶然かもしれないが、過去4回の勝ち馬は1枠から2頭、8枠から2頭となっており、中枠からは勝ち馬が出ていない。なお、1枠から優勝した2頭(
ダノンプラチナ、
ダノンプレミアム)はともに1番人気に支持されていた。枠番別でいえば、4枠が0-0-0-8と不振を極めている。1〜4枠と5〜8枠で比較すると、1〜4枠が2-1-2-27で複勝回収率15.6%、5〜8枠が2-3-2-29で複勝率19.4%。ほとんど差はないものの、わずかに外枠が優勢となっている。以前、中山芝1600mで開催されていた際は、外枠不利として知られていた同レースだが、開催場の変更で、その傾向はなくなったと考えて良さそうだ。