毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。
【朝日杯FS(阪神の芝傾向)】
Aコース使用の3週目で、良馬場で終日施行。土曜の芝土曜午前5時測定の芝含水率はゴール前9.7%、4コーナー9.7%(JRA発表)。先週の同時刻帯が8.6%、11.8%なので、先週にほぼ近い状況。その先週は阪神JFこそ、1着ダノンファンタジー、2着クロノジェネシスの道中後方→外差しが届いたが、2日間の流れは基本的には「前&内有利」に推移していた。上位2頭は底力の違いで外差しを決めたと見るべきかもしれない。
土曜の競馬を見る限り、...