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【有馬記念】マヤノトップガンが意表を突く逃げ切りV 武豊ナリタブライアンは4着/平成有馬記念列伝(1995年)

  • 2018年12月19日(水) 12時00分
 前年の有馬記念でワンツーを決めた2頭、ナリタブライアンヒシアマゾンが2番人気、1番人気に支持された。

 この年、古馬戦線は両馬の天下になると目されていたが、現実は茨の道だった。

 ナリタブライアンは、年明け緒戦の阪神大賞典を単勝1.0倍の支持に応えて圧勝したものの、その後に股関節の故障を発症。その影響から、復帰後は精彩を欠き、天皇賞・秋を12着、ジャパンカップを6着と続けて掲示板を外す惨敗を喫していた。

 ヒシアマゾンも脚部不安でレースに出ることなくアメリカ遠征より帰国。復帰戦の高松宮杯で5着に敗れ、13戦目にして初めて連対を外してしまう。秋になりGIIを連勝して復調を示したものの、ジャパンカップではランドの後塵を拝し2着。古馬GIに手が届かないまま、この有馬記念を迎えていた。

 ナリタブライアンの復活か。ヒシアマゾンの悲願か。それとも第3の馬の台頭があるのか?

 レースは菊花賞を制した上がり馬・マヤノトップガンが意表を突いた逃げの手に出る。タイキブリザードジェニュインが先行集団を形成し、ナリタブライアンは6番手、ヒシアマゾンは9番手を進む。

 道中でじわりとポジションを上げた武豊ナリタブライアンは、絶好の手応えで2番手に押し上げて4コーナーを回る。しかし、追われてから伸びを欠き、逆にマヤノトップガンとの差は開いていく。結局、そのまま前に行った2頭、マヤノトップガンタイキブリザードが粘りこみ、ナリタブライアンは4着。後方から差を詰めたヒシアマゾンも5着まで押し上げるのが精一杯だった。

 なんとも言えぬざわめきの中、田原成貴の右手が高々と上がる。まさに「タバラマジック」と呼ぶのがふさわしい、鮮やかな逃亡劇だった。

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