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【有馬記念2018】“内枠有利”は間違いないが、それがオッズに現れていることに注意/データ分析(枠順・馬番編)

  • 2018年12月20日(木) 18時30分
 23日に中山競馬場で行われる年末の大一番・有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。過去10年のデータを枠順・馬番から分析していく。

 最多となる5回の馬券絡みを果たしているのは6番。4回の馬券絡みが9番、3回の馬券絡みが2番、7番、11番、14番で続く。過去10年間で一度も馬券に絡んでいないのは、8番、12番、15番、16番(ただし、15番と16番の出走数はともに過去10年で8頭)。

 2014年に行われた枠順の公開ドラフト(抽選で指名された出走馬の関係者が希望の枠順を選択するシステム)で、8番目まで一桁馬番が続いたように、関係者の間では内枠有利という認識が一般的になっているが、実際の成績はどうだろうか?

 一桁馬番と二桁馬番で比較すると、一桁馬番(1〜9番)は7-9-5-67、二桁馬番(10〜16番)は3-1-5-57。やはり内枠有利は明白で、特に連対率では18.2%と6.1%と3倍近い開きが生じている。二桁馬番の馬は4着が8回もあり、枠順の分、あと一歩届かないというケースが目立つ。

 ただし複勝回収率は73%と72%でほとんど差がなく、しっかりと内枠有利がオッズにも織り込まれている点は注意が必要だ。

 前出の2014年の公開ドラフトでは4番、6番、2番と内枠の偶数番から埋まっていった。そして、実際に4→6で決着したのだが、過去10年でみると、偶数番が3-5-6-62、奇数番が7-5-4-62となっている。偶数番、奇数番に関しては、特に神経質になる必要はなさそうだ。

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