グランプリ・
有馬記念は暮れの風物詩ともいえる国民的一大イ
ベントだけに、
中央競馬だけではなく
地方競馬の関係者も気になるところ。今回は「大井の帝王」こと
的場文男騎手に、“もし自分が騎乗するなら…”という条件で、騎手目線から今年の
有馬記念で気になる出走馬を語ってもらった。今年8月に
地方競馬最多勝利記録を更新し、もはやレジェンドの域に達した感のある名手が指名したのは?
「実績からいって、
レイデオロでしょうか。昨年のダービー馬であり、同年に3歳で挑戦した
ジャパンCで2着と実績を積んできました。ドバイ遠征後の休み明けも、重賞を連勝。前走の
天皇賞(秋)は、直線外から先行勢を差し切る強い競馬でした。
キセキも気になりますね。昨年の
菊花賞を出遅れながら勝利。古馬となった今年も、
天皇賞(秋)で3着、
ジャパンCで2着と大舞台で好走を続けています。
これまでのレースぶりから、
レイデオロが一枚上かなとは思いますが、
キセキも枠次第でどうなるかわからないですよね」
と、
レイデオロに魅力を感じつつも、
キセキも気になっている様子。枠順も決まり、いよいよゲートインまであと3日。果たして、現役最多勝騎手のお目にかなった両頭は、この暮れの大一番で結果を残すことができるのか。運命のトビラは23日(日)15:25に開く。(取材=志賀浩子)
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