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レッドファルクスなど、阪神C厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2018年12月21日(金) 13時25分
 阪神C(GII・阪神芝1400m)に美浦からGI馬2頭(レッドファルクスサトノアレス)を含む5頭が出走する。追い切り後の関係者のコメント。

レッドファルクス(牡7・美浦・尾関知人)について、尾関調教師。
「種牡馬になるのが内定していますので、有終の美を飾れるよう頑張ってほしいですね。先週もしっかり追い切っていて、週末にも坂路でやっていますので、今週(12/19)は輸送も考慮して負荷がかかり過ぎないように単走で追い切りました。

 ブリンカー効果もあって、動きは良かったです。欲を言えば手前を替えて伸びてくれると良かったのですが、ハロー明けの馬場でしたし、馬も手前を替えずに楽に走り切ったのだと思います。

 硬さを見せずにこの馬らしいパワフルで大きい動きを見せていますので、状態良く臨めそうです。ある程度、ペースは流れてほしいですね。阪神への輸送経験もあり、コース適性もあると思います」

サトノアレス(牡4・美浦・藤沢和雄)について、津曲調教助手。
「春は勝ちきれませんでしたが、その中でも差のない競馬をしてくれました。在厩時間が長く追い切り本数も十分やれていますし、今週(12/19)も力を出せる動きをしていました。内回りの1400mも問題なくこなせますし、実績からもここでも好勝負になるでしょう」

ムーンクエイク(セン5・美浦・藤沢和雄)について、津曲調教助手。
「ここ2戦は1200m戦で少し忙しい競馬になって、脚が溜まりませんでした。1400mは京王杯SC(GII)でレコード勝ちをしていますし、この距離は歓迎です。稽古の動きも相変わらず良いですよ」

スターオブペルシャ(セン5・美浦・藤沢和雄)について、津曲調教助手。
「先週障害未勝利戦を除外になりましたが、1400mは走り慣れた距離ですし、中間障害練習で刺激を受けて気持ちもリフレッシュしています。デキが良いので重賞でも楽しみはあります」

カルヴァリオ(セン5・美浦・大竹正博)について、大竹調教師。
「1回リセットした方が良いタイプなので、短期放牧に出しました。前走(京阪杯・GIII・14着)は直線での進路取りの差が出たと思います。

 ただ2走前に1200m(みちのくS・1600万下)で勝った時はハマッた感じもありますので、距離は1400mがベストだと思います。

 位置取りにはこだわらず、出たなりのポジションで競馬をさせたいですね。立ち回りひとつで、重賞でも頑張ってくれると思います」

(取材・文:佐々木祥恵)

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