ダービーと並び称される
JRAの名物レース。コーナーを6回まわるト
リッキーなコース形態に加えて、暮れの押し迫った時期に行われることから波乱や世代交代など数々のドラマの舞台となったレースだ。
中心は昨年のダービー馬で、今秋は
オールカマー、そして
天皇賞・秋で完璧なレースを見せた◎
レイデオロで揺るぎないところ。天皇賞のあとは
ジャパンカップを見送ってここに備えてきた以上、負けられないところだ。中山競馬場の2500mコースということを考えれば、もう少し内目の枠順を引きたかったところだろうが、6枠12番はダービーと同じ。縁起の良い枠順で、ファン投票1位の期待に応えて欲しい。
凱旋門賞帰りの○
クリンチャーは、2kgの斤量差があったとはいえ好メンバーが揃った
京都記念の優勝馬。
天皇賞・春でも勝ち馬からコンマ1秒差の3着と健闘し、現役屈指の実力馬であることを証明してみせた。フランス遠征では結果を残せなかったが、やや下り坂という天気を味方に上位進出を狙っている。
強い3歳世代からは▲
ブラストワンピースがエントリーしてきた。ここまで6戦4勝。ダービーと
菊花賞以外では負けていない。
新潟記念やゆりかもめ賞は後方一気の豪脚で勝ち進んだが、
毎日杯は先行して押し切っている。
ドリームジャーニー、そして
オルフェーヴルで
有馬記念を3勝している池添騎手の手綱さばきにも注目したい。
天皇賞・秋3着、
ジャパンカップ2着の△
キセキ、
エリザベス女王杯は熱発明けだった△
モズカッチャン、1戦毎に成長を見せている△
パフォーマプロミスと、夏冬
グランプリレース連覇を狙う△
ミッキーロケットを押えておきたい。