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【名古屋グランプリ】 注目はグリムだが他馬にもチャンスあり! 地元記者が徹底分析!/地方競馬レース展望

  • 2018年12月23日(日) 19時00分
 12月24日、名古屋競馬場、ダート2500mで行われる名古屋グランプリ。過去5年、白山大賞典(金沢・2100m)で3着以内に入線した馬が(4-1-1-4)と4回も勝っている。右回り、小回りの長めの距離というあたりを共通項としてとらえられるのだろう。

 今年の白山大賞典で5馬身差をつけて逃げ切ったグリムが参戦してきた。チャンピオンズCルヴァンスレーヴが圧勝しJBCクラシックオメガパフュームが2着と3歳馬が世代レベルをアピールしているだけに3歳馬という点も注目になってくる。ただ名古屋グランプリは過去5年、逃げ切り勝ちは皆無。10年さかのぼってもハナを切った馬は(1-3-0-6)にしかすぎない。小回りゆえに後続が早目に追撃態勢に入るゆえか。逃げ一手の脚質ではないが、押し出される形になる可能性も高そうでこのあたりがどう出るか。

 センチュリオン白山大賞典2着は完敗の格好だが、休み明けだった点は考慮できる。8勝すべてが中山のダート1800m。右回りでコーナーを何度も回る力の要る馬場向きという点で名古屋の馬場にも適性を見せてくれそうだ。

 3歳馬に注目という点では重賞初挑戦でもチュウワウィザードが楽しみな存在に。祖母がティンバーカントリー×ロベルト系の組合せで優秀なダート馬を多く出している牝系でルヴァンスレーヴとはイトコという間柄だ。

 地方馬ではやはり地元のカツゲキキトキト。このレースには3年連続の参戦で過去2回が3、3着。白山大賞典ではセンチュリオンに1・1/2馬身差の3着。地の利を味方に逆転は可能だろう。(取材・文=「中日スポーツ」記者・森徹也)

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