有馬記念も終わり、いよいよ明日は今年のGIのオーラス・ホープフルS。来春のクラシックを見据えた若駒13頭がスタンバイ。有馬でやられたファンのなかにも、ここで挽回を目論んでいる人も多いのではなかろうか。そこで、有馬記念で25万の払戻しを受けた噂の予想士・うまたかを直撃し、“うまたか流2歳戦の狙い方”と“ホープフルSの攻略ポイント”についてうかがった。

「私が2歳戦の馬券で重要視しているのは、“個々の勝ちっぷり”と“上がり目”です。当たり前ですが、とにかくレースを見ます。レース映像を何度も見てチェックします。

　2歳戦でよくいわれる血統ですが、私はまったく気にしません。血統は生産者と馬主が考えるものだと思っています。とはいっても、何々の子供はよく走るなぁ…とか感じることは、もちろんありますけれど」(笑)

　そして、ホープフルSの馬券の狙い目として、まだ軸馬で迷っていると前置きしつつ、

「うーん、ホープフルSの予想はまだ軸馬で迷っているのですが、まず取り上げておきたいのが安定感抜群のニシノデイジー。勝ちっぷりや上がり目はそれほどでもないのですが(笑)、とにかく完成度は高いですよね。競って強いタイプで、好勝負してくれる確率は高いのではないか、と思っています。人気もほどほどですしね。

　ただ、まだ結論は決めてないです。ニシノデイジーから入る安定感のある予想でいいのかどうか。果たしてそれを超える素質馬がいるかどうか、もう少し考えさせてください(笑)。

　そしてこのレースには、もうひとつポイントがあります。それがサートゥルナーリアの取捨です。この素質馬にケンカを売っていいのかどうか。素直に評価するのか。さらに、馬券をどう組み立てるのか。

　私は“後悔しない予想をすること”を心がけて、“魂を込めて”予想しています。どうかご期待ください」

　と、自信ありげに答えてくれた。重賞連勝中のニシノデイジー、良血サートゥルナーリアの取捨やいかに？　果たして、最終結論としてうまたかが選んだ渾身の◎とは？　運命のゲートインは明日28日（金）15時30分だ。