28日の中山6R・2歳新馬戦(ダ1200m)で、
クリストフ・ルメール騎手騎乗の
マイヨブラン(牡2、美浦・
加藤征弘厩舎)が勝利し、同騎手は
JRA年間最多勝記録「213」の新記録を樹立した。これまでの記録保持者は2005年に212勝をマークした
武豊騎手。
ルメール騎手は1979年5月20日生まれ、フランス出身。1999年にフランスでデビューし、これまでに英チャンピオンS、英2000ギニー、仏ダービーなど数多くの欧州のビッグレースを制している。日本では2002年に短期免許で初騎乗し、2005年の
有馬記念で
ハーツクライに騎乗し
ディープインパクトを破るなどの活躍を見せた。
2015年には日本の通年免許を取得し
JRAの所属となり、2017年には外国人騎手として史上初の
JRA全国リーディングジョッキーとなった。
通年免許4年目の今年は、これまで以上の圧倒的な成績を残しており、
JRA・GIの年間勝利数で7勝(京都開催だったJpnI・
JBCスプリントを加えれば8勝)の新記録を樹立、獲得賞金も44億1730万7000円となり
JRA年間最多獲得賞金記録を更新した。そして本年の
JRA最終開催日である今日、今後破られることはないと思われていた2005年
武豊騎手の年間最多勝記録をも更新した。
今日の騎乗馬(中山競馬場)は以下の通り。メインレースの
ホープフルS(2歳・牡牝・GI・芝2000m)では有力候補の1頭である
アドマイヤジャスタ(牡2、栗東・
須貝尚介厩舎)に騎乗する。
3R 2歳未勝利
フィリアーノ 2着
4R 2歳未勝利
シュバルツバルト 1着
5R 2歳新馬
エンシュラウド 2着
6R 2歳新馬
マイヨブラン 1着
8R 500万下
レッドアネラ10R 立志S
アンデスクイーン11R
ホープフルS アドマイヤジャスタ12R ベストウィッシュC
オメガラヴィサン