今年度から通年でナイター開催の船橋競馬。
かしわ記念にも多くのファンが集まり、30回目で初ナイターとなったレースを盛り上げた。
1番人気はダート重賞6勝もGIは未勝利の
インカンテーション、2番人気は昨年の
JRAダートGIを連勝した
ゴールドドリーム、そして今年の
フェブラリーSで復活の勝利をあげた
ノンコノユメが3番人気に支持された。
ゲートが開くと
オールブラッシュがハナを叩く。そして好位の内に
ヒガシウィルウィン、
ゴールドドリームは先行勢を見ながら中団、その外に
インカンテーションがつけ、直後に
ノンコノユメが続く。3〜4コーナーで
インカンテーションが2番手に上がり、
ゴールドドリームも外から進出を開始し直線へ。残り200mを過ぎ、併せ馬の形から
ゴールドドリームが
インカンテーションを振り切る。そして最内で粘る
オールブラッシュも交わすと1馬身抜け出した。勝ちタイムは1:39.2(良)。最後までよく粘った
オールブラッシュが2着、そこからアタマ差の3着に
インカンテーション。地方所属馬は
ヒガシウィルウィンが7番人気7着で、人気も着順も最上位だった。
初騎乗で勝利に導いた
C.ルメール騎手は「今日はいいスタートが切れ、いい位置につけられた。
リラックスしていて直線はいい脚を使えたし、ラスト200mは速かった。もともとGIを勝っているけれど、
船橋競馬場でも強かった。またGIで乗りたいですね」と語り、最後に笑顔で「ごっつぁんです」と締めくくった。
課題だったゲートを五分で出て、直線はメンバー最速の上がりでの差し切り。2.1倍の1番人気で2着に敗れた
フェブラリーSから巻き返し、GI(JpnI)3勝目を決めた。
1着
ゴールドドリーム 2人気
2着
オールブラッシュ 6人気
3着
インカンテーション 1人気