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【2018GIプレイバック・日本ダービー】福永祐一騎手がワグネリアンで悲願のダービー制覇

  • 2018年12月31日(月) 19時20分
 無敗の2頭が人気を集める。1番人気は2歳チャンピオンのダノンプレミアムで、弥生賞以来の実戦だった。2番人気は毎日杯から直行のブラストワンピース皐月賞を制したエポカドーロは4番人気に留まった。

 先手を取ったのはエポカドーロダノンプレミアムは3番手の内、ブラストワンピースは先団を見る形で進み、その外にワグネリアンが追走する。1000m通過は60.8秒で落ち着いた流れ。そしてエポカドーロのマイペースの逃げは、直線まで続いた。

 直線を向いてもエポカドーロが先頭を守るなか、残り300mを切ってダノンプレミアムコズミックフォースワグネリアンが迫ってきた。さらにその後ろからはブラストワンピースエタリオウも徐々に差を詰める。それでもエポカドーロは粘りを見せて抜かせなかったが、最後にワグネリアンがひと伸びして交わしたところがゴールだった。3着は好位から伸びたコズミックフォースが、エタリオウらの追撃を凌いだ。勝ちタイムは2:23.6(良)。1番人気を背負いながらを7着に敗れた皐月賞の雪辱を果たし、第85代日本ダービー馬が誕生した。そして、牝馬2冠とは対照的に、皐月賞、ダービーともに上位人気馬が馬券圏内を外す波乱となった。

「最後はもう気合いだけでした。ダービーにはこれまで有力馬に乗せてもらいながら、なかなか勝てませんでしたが、これまで多くの人に勇気づけられたことが今日の勝利につながったと思います。何よりスタッフの仕上げに、馬もよく応えて最後まで一生懸命走ってくれました。ダービー制覇は父の悲願でしたから、良い報告ができそうです」と語る福永祐一騎手。19回目の挑戦で、父の洋一元騎手が叶えられなかったダービージョッキーに輝いた。

1着 ワグネリアン 5人気
2着 エポカドーロ 4人気
3着 コズミックフォース 16人気

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