京都競馬場で行われた第18回
JBCクラシックはフルゲートの16頭で争われた。
1番人気は絶好調ルメールが手綱を取る
サンライズソア。
ジャパンダートダービー2着馬で前哨戦の
シリウスSを制した
オメガパフュームが2番人気、秋緒戦の
日本テレビ盃を楽勝してきた
ケイティブレイブが3番人気で続く。
1番人気の
サンライズソアがハナを切り、
テーオーエナジーが続き、3番手の外を
テイエムジンソクが続く。
ケイティブレイブは中団から、
オメガパフュームはそのやや後ろ。
3〜4コーナーで強気に
テイエムジンソクが前に並んでいくが、逆に突き放されて失速。
サンライズソアが逃げ切り態勢に入ったところに、中団から位置取りを上げてきた
ケイティブレイブが一完歩ごとに差を詰めていく。残り100mで
サンライズソアを捉えると、追ってきた
オメガパフュームの追撃を3/4差で振り切ってゴールした。勝ち時計は1.56.7(良)。
ケイティブレイブは地方での交流重賞を8勝していた実力馬で、これが中央の競馬場では初めての
ビッグタイトルとなった。福永騎手が「馬が完成されて心身ともに充実している」と語ったように、まさに円熟期に入った様子。得意の
地方競馬場が舞台となる交流重賞では、2019年も引き続き主役を演じてくれることだろう。