中京競馬場に舞台を移して5回目となる
チャンピオンズカップは、アメリカから参戦のパヴェルを含む15頭で争われた。
1番人気に推されたのは3歳馬
ルヴァンスレーヴ。ここまで7戦6勝とほぼ完璧な成績で、2倍を切る圧倒的な支持。
JBCクラシックを制した
ケイティブレイブ、その
JBCクラシックで厳しい展開ながら3着に粘った
サンライズソアが3番人気で続く。
レースは最内枠を引いた横山典
アンジュデジールが気合いをつけてハナを主張。
ルヴァンスレーヴは2番手から進み、先行策も想定されていた
サンライズソア、
ケイティブレイブはそれぞれ5番手、8番手に控える。
内の絶好位を進んだ
ルヴァンスレーヴは、直線に向くと、どこを割ろうかという手応え。残り300m地点で前が開くと、あっさりと抜け出した。勝ち時計は1.50.1(良)。最後方から内ピッタリを回って差を詰めた
ウェスタールンドが2着に上がり、好位からしっかり伸びた
サンライズソアが3着。
前身の
ジャパンCダート時代も含めて、06年
アロンダイト以来の3歳馬の優勝。また、
マイルCSを
ステルヴィオが、
ジャパンカップを
アーモンドアイが制しており、各カテゴリーで3歳馬が古馬を粉砕する形となった。
ルヴァンスレーヴは次の目標を
ドバイワールドカップに定めたが、左前球節に不安が出て現在は休養中。ただ、症状自体は軽いもののようなので、復帰後には、また強い姿を見せてくれることだろう。