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【中山金杯】今年最初のJRA重賞、好走の条件とは/JRAレース展望

  • 2019年01月02日(水) 06時00分
 中山芝2000mは皐月賞弥生賞ホープフルSなど、2・3歳戦の重要レースが数多く行われるが、古馬のオープンクラスのレースは現在では中山金杯だけ。2015年はここを勝ったラブリーデイが、その後宝塚記念天皇賞(秋)を制覇。2016年の勝者ヤマカツエース金鯱賞を2勝するなど、以降の飛躍のきっかけにしている。

1.ハンデはあっても問題ない

 過去10年間で56kg以上のハンデを背負った馬が8勝を挙げている。57kg以上に限っても5勝で、勝率16.7%・連対率30%。近年はハンデを背負わされた馬=実績上位馬がきっちり能力を出せるようになっていて、実績で劣る馬の台頭の余地は小さい。

2.距離短縮は苦戦

 過去10年間、前走で2000mを超える距離を使われていた馬は[1-0-0-15]。また、前走が菊花賞だったという馬に限ると[0-0-0-3]で、2016年のブライトエンブレムは2番人気6着、2014年のケイアイチョウサンは3番人気5着と人気を裏切った。

3.前走凡走馬は苦戦

 過去10年の連対馬20頭のうち、前走で6着以下に敗れていた馬は5頭だけ。勝ち馬に限ると8頭までが前走で4着以内に好走していた。昨年の1〜3着馬も、いずれも前走でも3着以内に入っていた。近走好調馬が堅実に走る傾向が強まっており、はっきりした理由がないかぎり前走で凡走した馬の巻き返しは難しい。


 ステイフーリッシュ菊花賞を大敗したが、チャレンジCで3着と前進。ステイゴールド産駒京都新聞杯を快勝したため、長距離路線での活躍を期待されたが、ここまで[1-0-2-0]と凡走がない芝2000m戦が現状ではベストだろう。当コースでは2歳時にホープフルSで3着した実績もある。

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