1月6日(日)に京都競馬場で行われる
シンザン記念(GIII・京都芝1600m)に、美浦からは2頭が出走する。管理する各調教師のコメント。
■
アントリューズ(牡3・美浦・
栗田徹)について、栗田調教師。
「前走(
ベゴニア賞・2歳500万下)に勝った後は放牧に出さずに、在厩で調整をしてきました。体の緩さが徐々に取れ、体がしっかりとしてきました。中間は順調に来ていて、現時点では不安らしい不安はありません。
稽古の雰囲気は抜群で、息遣いも良いです。右回りは新馬戦以来になりますが、稽古では右回りでも特に癖があるわけではないですし、問題はありません。大人しい馬なので、輸送も気になりません。
脚を器用に使えるタイプではないので、京都の直線の長い外回りコースはこの馬向きだと思います。ここ2戦が未勝利、500万と余力のある勝ち方ができていますので、重賞でも楽しみです」
■
パッシングスルー(牝3・美浦・
黒岩陽一)について、黒岩調教師。
「前走(新馬・1着)後は、ノーザンファーム天栄に放牧に出しました。トレセンに帰厩後も順調に乗り込んでいます。新馬戦の時から気持ちが強い感じがあり、そのあたりのコントロールに気を付けて調整をしていますが、オンとオフの切り替えはうまくできていますし、追い切りの動きも良いですね。
広い京都コースは合うと思いますし、心肺機能に優れた馬なので、重賞のメンバーの中でどれだけやれるか楽しみです」
(撮影:佐々木祥恵)