明けましておめでとうございます。「ねぇさんのトレセン密着」では、2019年も粛々とスターホースたちのお話をお知らせしていきたいと思っております。本年もよろしくお願いいたします。
さて、
中山金杯です。前走の
大原Sで
タニノフランケルにとっては大きな分岐点となりました。これまで勝利はすべて逃げてのものだったのですが、
大原Sでは2番手からレースを進めて勝ち上がっています。
「番手に控えて結果を出せたのは収穫だったと思います」と辻野助手。
ただし「今でも(まわりの)馬を気にするところはありますね」とのこと。なので、スムーズな競馬が理想となります。鞍上は内田騎手にスイッチしますね。中山ですし道中は番手もあり先手もあり、からの早め先頭の競馬になるのかな、と予想します。
はじめて古馬と対決する重賞となりますね。
ウオッカの仔が重賞の口取りをする姿、見たいなぁ。
それから、
サートゥルナーリアは「今週末にノーザンファームしがらきへ放牧に出る予定」(辻野助手)とのこと。今後の予定は未定です。
それにしても厳しいマークの中、勝負所で狭いところをよくこじあけてきましたね。
「4コーナーから直線にかけて、前に壁があったのでハラハラしましたが、追い出してからの脚が速いから抜け出してこれましたね」
レース後、厩舎では鳴いていたり、表情も子供っぽいなど幼い面をみせています。「レースでもまだ100%の状態で走っていない」(辻野助手)といいますし、今度放牧から帰ってくるとき、どのくらい成長しているのかが楽しみです。
(取材・文:花岡貴子)