「
中山金杯・G3」(5日、中山)
さらなる
ステップアップを目指す。今年、開業9年目を迎える
木村哲也調教師(46)=美浦=は、昨年48勝(全国7位)を挙げて最高勝率(21・5%)をマークした。
19年の目標は「今まで通りのことを変わらずやること」。
ステルヴィオでマイルCSを制し、待望のG1初制覇も飾ったが、「G1を勝ったりするとどうしても気持ちが浮ついてしまう。それが(態度に)出てしまったのか、元日に奥さんからおきゅうを据えられたばかりです」と苦笑いしつつ、「決して浮かれず今までやっていた仕事に取り組めるかが課題です」と決意を新たにした。
年始重賞の一発目、
中山金杯には
ランガディアを送り出す。祖母は名牝
ダイナカール。目下2連勝中の素質馬に「いずれは厩舎を引っ張る存在になってほしい。今回は今年を占う試金石になる」と期待を寄せた。ここで好スタートを切り、亥年も勢いに乗っていく。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ