出走予定の
日経新春杯(1月13日・京都芝2400m)と同じ芝2400mの
神戸新聞杯では3着という実績がある
メイショウテッコン(栗東・
高橋義忠厩舎)。今朝10日はレースに向けた最終追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した直後のCWコースへ、3コーナーから入場。いつものパターンで4Fポッキリの追い切りだったが、いつもよりゆったりとした感じでスタートして、むしろ気合乗りが足りないのでは、と思ってしまうくらい。
しかし、ゴール前で仕掛けられるとしっかり反応して、鋭く伸びる。時計は4F55.0〜3F40.1〜1F12.5秒と全体はかなり遅い。ただ、これは周囲に他馬がいないこともあり、かなり
リラックスして走ったからこその数字と推測できる。
むしろこの動きを見て感じるのはレースでも他馬と離れた位置で進めた方が、余力を残しながら走れそうな気がする。そういった意味でどんなレースを見せてくるかは非常に楽しみだ。
(取材・文:井内利彰)